日経トレンディにて、来年(2022年)ヒット予想の1位に「Miles」「ANA Pocket」が選ばれました。いままで価値のなかった「移動」が、移動距離が長ければ長いほどお得を生み出すという優れもの。いわゆるポイ活の一種となるサービスが来年のトレンドに選ばれました。そこで既にリリースされている「Miles」をチェック!
Miles(マイルズ)とは
アメリカ・シリコンバレーで誕生したプラットフォームで「全ての移動でマイルが貯まる」アプリです。
貯まったマイルは、商品やサービスの割引特典やギフトカード、寄付などに交換できます。
2019年にリリースし、現在140万人を超えるユーザーが登録する人気アプリです。
▼Miles公式サイトはコチラ
マイルのため方
アプリをインストールし「位置情報の取得」を"常に許可"に設定することで、アプリを起動していなくても普段の移動(徒歩、自転車、車、電車、飛行機など)距離に応じて自動的にマイルが貯まります。
1マイル(1.6km)= 1マイルポイント
ボーナスポイント
移動手段をマイルズ独自のAIにより自動で判断し、環境に優しい移動ほどボーナスポイントがより多く付与されます。ボーナスマイルの倍率は…
- 徒歩・ランニング: 10倍
- 自転車: 5倍
- バス・電車・船・スキー: 3倍
- 車の相乗り: 2倍
- 車: 1倍
- 飛行機: 0.1倍
Miles無料登録方法詳細
❶ Miles(マイルズ)アプリをダウンロード
❷ 「登録する」をタップ
❸ メールアドレスを入力(フリーメールOK)
❹ 希望パスワードを入力
❺ 登録メールアドレス宛てに届いた承認コードを入力
❻ 名前を入力(アプリ内で表示されるため、本名は避けました)
❼ 「続ける」をタップし「位置情報を常に許可」にする
❽ 「続ける」をタップし「通知の許可」を設定
❾ 新規登録ボーナス300マイルが反映されます。さらに「特別なコードをお持ちですか?」の「こちらからご入力ください」をタップ
➓ 特別コード「 DNTXQJ 」を入力
11. 500マイルが反映されます
12. トータル800マイルGet!!
13. いきなりゴールドステータスに昇格
マイルの使い方
商品やサービスがお得に使える特典やギフトカードに交換できます。現在100を超える特典が用意されています。
- アパレル・シューズ
- ギフト
- ギフトカード
- 健康・美容
- ジュエリー・アクセサリー
- 日用品
- フード・ドリンク
- ペット用品
- 旅行・体験
現金に交換することはできません。基本は割引特典がメインとなります。交換先に推しのブランドや商品、サービスがあるならばメリットは大きいかもしれません。
現実的に交換したいと感じる「amazonギフト券」ですが、100円分のギフトカードを得るために45,000マイル(ゴールドステータス)も必要なのは厳しいと感じます。
誰でもすぐに利用できるオススメとしては、450マイルで Family Mart のブレンドSサイズ またはアイスコーヒーSサイズの無料引換えクーポンに交換できるので、登録後100マイル貯めればコーヒー2杯貰えちゃいます!
実際に"Miles"を使った感じは?
無料で登録できて、アプリを起動せずに移動するほどマイルが貯まるので、いつもの日常を過ごしているだけのお手軽感が強みですが、私の場合、通勤時間も短く仕事も移動が伴わないので、全然マイルが貯まりませんね。
長距離通勤や仕事で移動が伴うならば、Miles(マイルズ)のメリットを最大限に活用できるのかなぁと感じます。
精度がイマイチかも
移動距離が反映されないことが結構あり、AIによる移動手段の選択の精度が悪いように感じます。特に短い距離の車移動は全然ダメな感じ。私のスマホの感度の問題もあるかもしれませんが、ユーザーが不利な方向へのバグらしき精度誤差は否めませんね。
バグなら実際に移動した距離より多くなったり、車で移動してたのに徒歩で反映されたりしてもいいはずなのに、必ず不利な方向へ反映されてしまうのが辛いところ。今後の改善を期待したいところでもあります。
Milesの収入源は何?
ユーザーは無料で登録できて、ただ日々の移動だけでマイルが貯まり特典を受けられるって、ある意味、神アプリだと思いませんか?だってアプリ内に広告も全くありませんし、いったいMilesの収入源は何なのか?気になるところ…
パートナー企業の手数料
貯めたマイルを各パートナー企業にて、特典に交換(割引特典なと)し、商品やサービスの購入に至った際の売上の一部を手数料としてMiles(マイルズ)が受け取る仕組み。
さらに個人が特定されない方法で、移動のトレンドなどを企業へ販売し収益化に繋げているようです。
エコ(地球温暖化対策)への意識が芽生える
環境に優しい移動ほどボーナスマイルが貯まる仕組みなので徒歩や自転車を利用する意識も芽生えますし、移動距離によるマイル数に加えCO2の削減量も通知してくれるので、いつもの移動が少なからず地球温暖化対策に貢献しているように感じ、さらに環境を意識した移動手段を考えるようになっただけでもMiles(マイルズ)を始めた意味はあったのかなぁと思います。
さいごに
「移動」でポイントが貯まり特典が受けられるアプリは他にも存在します。その代表的な「トリマ」は、ポイ活の進化版で移動距離に応じてのポイントや、アンケート、ガチャ、動画広告を視聴するこでポイントが貯まるシステムです。いわゆるポイ活の延長でのアプリですが、Miles(マイルズ)はポイ活とはチョット違った路線であり、今後もパートナー企業の参加が非常に期待できるアプリとして成長していくのではと感じます。